即興―あらゆる差別、区別、障壁、境界等の線引きが全く消え失せてしまう、あの平らかな世界”selflessness”。そして、それと同時平行する、個人が飽くまでも何処までも個人で在り続けることの掛け替えの無さ”uniqueness”。 そのようなことを、長沢哲氏のパーカッションの演奏に強く感じる。 彼は、彼自身で在りつつ、彼を超え出ている。   私も、彼と一緒に彼の演奏のように踊ってみたい!   

 とは言ったものの、本番は決して生易しいものでなく、不発に終わることも度々だ。       私は即興を信じ過ぎているのか…?    飢(かつ)える程に世界と繋がりたい! と欲するが故、ディスコミュニケイションを来してしまうのか…?   

   然し、 (だからこそ!）<<交感>>としての即興を求め続けよう。 即興”improvisation”の類語”改善する”improve”は、上がる、磨く、立ち直ることだから。    　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岩下徹

｢即興セッション｣　　　　　　

出演　岩下徹（即興ダンス）

　　　長沢哲（パーカッション）　

• 日時：2023年１０月20日(金)開場18:30　開演19:00
• 料金：予約2,500円　当日3,000円
• 会場：いずるば　東京都大田区田園調布本町38-8　東急多摩川線「沼部」より徒歩5分　　　　https//izuruba.jp
• 主催　ダンスワークショップの会
• 協力　いずるば 村上洋司（照明）　近藤真左典（記録・映像）
• 予約・問い合わせ先　ダンスワークショップの会　https//dancede.org/contact@dancede.org